愛犬バーニーズマウンテンドッグが天使になって、8ヶ月以上が経過した。ちょこにどっぷり執着していたので、未だ想像していた以上に寂しい。
複雑な人間とは違い、ちょことはちゃんと会話ができたので、どうしても縋りたくなる瞬間がある。
犬と会話ができるというと何だかオカルティズムみたいだが、そうではなくて・・。言葉が話せない彼らこそ、嘘をつかずに包み隠さず色々な話をしてくれるということ。
雰囲気や仕草、行動、身体(尻尾や耳の動きや目など)で、自分の気持ちを話してくれる。
嬉しければ恥ずかしがらず飛び跳ねてくれるし、寂しければ構って!と伝えてくれる。家に帰った時は、会いたかったよ!と全身を使って喜んでくれる。これはほんの一例だけど。
接する時間が長ければ長いほど、関係性が良くなれば良くなるほど、彼らは色々な話をしてくれるし、私も彼らが何を言っているのか理解できるようになる。だから、私も心をフルオープンにできる。
人との関係は本当にややこしいけど、お犬たちとの関係はシンプル&ストレートで、私からするととても美しい関係に見える。
無条件の愛みたいなものが、お犬との間には生まれやすい。ただただお犬たちの容姿が可愛いいから、という理由もあるけど、それだけじゃないよね。ちょこの悪性腫瘍が転移したとき、心から変わってあげたいと願った。痛みを自分の体に移して欲しいと・・。
苦しそうな顔を見ているなら、自分が苦しい方がどんなに精神的に楽かと・・。「なるほどな、子を持つとはこーゆーことだ」。
そのとき、そんなふうに思った。私には人間の子供がいないので、心底そんな風に感じたのは初めての経験だったから・・。
ちょこは、私のこともよく分かっていたし、特別話をしたり聞いたりするのが得意な子だった。最初の悪性腫瘍発症が若い年齢だったので、それ以降は「ちょこの思うがままに生きてほしい」というのが第一前提。いつ消えてしまうか分からない存在だからこそ、大切にしたかった。
ちょこが車でお出かけしたい!と言えばしていたし、極力要望は叶えていたつもり。最後の方は腫瘍熱の関係で外の芝生で寝たい!と言ったので、パパもママも朝まで外で寝たり・・。彼女の短い犬生に全てを尽くすことが私の喜びだったし、わがままに育てたおかげで自分の主張がしっかり出来る子になった。
散歩一つにしても、「アタチはこっちに行きたいんだ!」。なんて、わがまま言ったり。そんな全てを話してくれる彼女に、私は逆に精神的に甘えて執着していた。一般的な犬と人の関係という意味では、好ましくないのかもしれないが、犬によって例外はある。
しっかり主張はするけど、噛む、吠える、引っ張り癖がでるなど問題行動が全くない子だったので、私にとっては飼い主と犬、ではなく、色々なことを話せる理想的なパートナーだった。私も彼女の言うことを聞くし、彼女も私の言うことを聞いてくれる。歩み寄って、譲り合うこともある。
だから、人との関係で躓いたとき、精神的にキツイときは、未だにちょこに縋りたくなってしまう。たくさんお話して、モフモフの大きな体に顔を埋めたくなる。もちろん、楽しい時も嬉しい時も、その気持ちを分かち合いたくなるけどね。
でも、私にはまだ愛する息子が3人もいてくれる。ティラ&ラテは、長く一緒にいるのでお話も上手にできるし、感情表現も豊か。おはぎは、まだ何を話しているのか十分理解できない時があるけど、頭が良い子なので2ヶ月も一緒にいないのに十分な程お話ができる。
彼は、まだ私に気を遣って、包み隠さず全ては話してくれていないかもしれないけど、そこは母の頑張りどころだね!愛犬たちは皆かわいくて愛おしい。だけど、同じ犬であっても全く違う犬だし、個々の犬と私の関係性は良い意味でそれぞれ異なる。
だから、ティラがいてもラテがいても、おはぎがいても、やはりちょこの存在は消すことができない。会いたくて仕方がないときばかり。触れたくてどうしようもなくなることも・・。他の子が天使になっても同様だが、まだまだちょこに執着していても良いよね・・。
「体は見えなくても一緒にいる」。そう思うことで、心が少しでも楽になれば、それでいいよね・・。ただただ会いたい・・。なんだか言いたいことがよく分からないブログになってしまったが・・。読んでくれてありがとう!今日も素敵な一日を!
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