2020年は、愛娘バーニーズマウンテンドッグちょこの体とのお別れがあり、精神的に辛い一年でした。いつかは・・と覚悟していても、やはりなかなか受け入れられないものなのだと実感。

組織球性肉腫の全身転移が発覚後、ちょこの体とのお別れ。ペットロス。思い返してみると、自分が精神的に持ち堪えることができたのが、奇跡なんじゃないかと思うほどキツイ経験でした。

常に一緒に行動していたと言っても良いほど、愛犬に執着していた私。人と上手く心を通い合わすことができないので、お犬への執着が良くも悪くも強い傾向にあります。ちょこの体とのお別れは、恐らく38年間生きてきた中で一番厳しい経験だったんじゃないかな・・。また、生まれて初めて死後の世界について深く考えた年でした。

愛犬が天使になった4月終わり頃からは、とにかく「生きる」ということに必死。残された愛犬たち(ゴールデンレトリバーティラ&ボーダーコリーラテ)がいなかったら、乗り越えることはできなかった年だと思う・・。本当に、傍にいてくれた愛犬たちに感謝しかない。

そして、7ヶ月程度が経過した頃、新たなお犬との突然の出会いがありました。この頃、ペットロスから完全には解放されないものの、心に少し余裕が出始め、「もしかしたらいつかまた・・」。なんて、パートナーと話をするようなことも。

自分たちから新たに犬を探すことは、まだまだ当面はない。でも、いつかきっとご縁があるかもね・・。と思っていた時期だった。バーニーズマウンテンドッグ友達からの連絡で、里親を探したいという相談を受け、翌日には我が子になっていたのがドーベルマンおはぎ。

友達も、まさか私が飼いたいというとは思わず、単純に里親を探すためのコネクションをつくるために相談したのだと思うのだが、ビビッときてしまった私は、面会した日(相談の翌日)には、家族として正式に迎え入れていた。そして、ドーベルマンおはぎが家族として加わった我が家には、また活気が戻る。

ちょこはちょこ。おはぎはおはぎ。全く違う犬種で、全く違う魂。だけど、不思議なことにおはぎとの幸せな日常が、ちょことの幸せな日常を強く思い出させてくれる。言葉では上手く表現できないが、体が見えなくても、今後体がなくなってしまったとしても、4頭はみんな永遠の愛すべき我が子。そんな揺るがない強い繋がりが私たちにはあるのだと、そんな風に感じさせてくれる。

おはぎとの出会いで、物理的には存在しなくなったちょこが、心の中で幸せに生き返っている。新しい素敵な命との出会いに感謝。そして、今年2月15日に開設したBOWWOW Info. を愛読してくれている皆様、本当にありがとうございました。2020年度は愛犬ブログだけでなく、専門的な内容をより多く提供できる情報サイトを目指していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
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