昨日の夜、12時頃から落ち着きがなくなったちょこ。徘徊するようにウロウロとしていて、結局完全にしっかりと寝付いたのは朝方の5時くらい。リビングに行きたがったので、2時頃から一緒にリビングへ。
夜中の静けさや暗さが嫌なのかと思い、リビングを明るくしてママはいつも通り仕事をすることに。ちょこは少し落ち着きが戻る。やっぱり、暗い&静かすぎるのが不安になるのか?

寝室にいるときよりは落ち着いてはいるものの、少し寝ては起きてウロウロの繰り返し。そして、昨日の夜からついに水さえ拒むようになってしまった。寝不足と食べていないこと、恐らく組織球肉腫の進行で体調が悪化しているのかな?
でもこんなに急激に変わるものなのか・・。朝は歩くときはフラフラ。前肢に力が入らないようでよろけることも。でも、歩けるところまで自分の力で歩いてほしい。付き添いながら、ちょこが歩きたい場所を歩かせる。

そして、ティラの力を借りてようやく13時半頃ゆっくりと庭まで歩き水を飲んだ。どんなにほっとしたことか・・。近くに持って行っても、器からだと水を飲みたがらない・・。器を色々変えてみたけど同じ・・。
今日は獣医師さんの予約を取ったので、夜はちょこをおいて動物病院へ行くことに・・。聞きたいことが山ほど・・。薬について、症状の急激な進行について、緩和ケアで他にできることはないかなど・・。

悶々とした気持ちでいたところに、ちょこにもママにも嬉しいお友達のサプライズ訪問!ちょこはほんの数分だけど、笑顔&気力がでる。ママは精神的拠り所ができた。ちょこがお気に入りのテーブルの下で白目で眠った頃、色々話をしていたら、急に涙がでた。
気持ちが張り詰めていたのが解放されたのか、楽な気持ちに・・。ちょこの前で泣いてはいけない、ママが強くないといけない、しっかりしなきゃいけない。四六時中、常にそんな気持ちが心の何処かにあるので、自分で自分を追い詰めすぎてしまったか・・。

ちょこに不安な気持ちを悟られまいと、気を張っていたのも逆にちょこにとって良くなかったのかもしれない。命と同じくらい大切な愛犬が悪性腫瘍に侵されているのだから、よくよく考えると「いつも通りに振る舞う」なんて限界があるし、逆に不自然なことかな・・。
「大好きな人に会ってこんなに嬉しそうな顔をするのだから、まだまだ大丈夫!」。「何も食べたがらないから、生きることを諦めかけているのか・・」。頭の中でこの2つが行ったり来たりして、まだ自分の中で上手くピントが合わない。

昨日だって、ティラ&ラテと夜の散歩に行きたいと言ったからちょこも一緒に。短時間散歩だけど、尻尾がクルクル上にあがる。目にも輝きがある。そんな姿を見ると、どうにかして食べさせたい、飲ませたい、生きて欲しい、と思う・・。
そんな瞬間は、自宅での点滴や強制給餌、他の薬の可能性などについて考えるが、どんな食べ物でも頑なに拒む姿、グッタリしている姿、しんどそうな夜の姿なんかを見ると、自然に逆らわずに「思うままにさせてあげたい」という気持ちも込み上げる。

夕方獣医師さんと話をすれば、もう少し気持ちが明確になるのかもしれないけど、現状では行ったり来たり・・。「ちょこはどうしたい?」って、それだけでいいから聞ければいいのに。ママはちょこが望むことであれば全て受け入れるのに、肝心なちょこの望みが分からない。
そして午前中は、母に勧められた手作りジャーキー。食べ物という食べ物はたくさん試したが、手作りご飯を食べなくなった辺りから与えていなかった手作りジャーキーをダメもとで作ってみた。その他、ヤギミルクと鶏むねシャーベットもチャレンジ。

一度目はやはり両方とも食べず・・。プイっと顔をそむける。最近ママが何かを持っていくだけで嫌な顔をする・・。一応匂いは嗅ぐけど、不快な顔を・・。食べたくないときに持ってこられたら、誰だって嫌だよね。
そして、お友達が帰宅してから再チャレンジ。食べる食べる!母の「ジャーキーもう一度だけ作ってみたら?」って言葉がよみがえる。小さくしながら与えたので正確には分からないけど、結局、中くらいのを3~4個くらい食べたかな?上出来!
本当に嬉しくて、また過度な期待をしてしまいそう・・。ママのためだと思って、もう少しだけ頑張ってくれるかな??

にほんブログ村

バーニーズ・マウンテン・ドッグランキング
