3歳半の血管肉腫摘出手術以降、それ以前よりちょこのことを理解しようと色々観察して、QOLを考えながら生活を。いつどうなるか分からないからとにかく楽しくて幸せな毎日を一緒に過ごそうとしてきたが、6歳3ヶ月の余命宣告以降は比にならないほどちょこのことをよく観察して、理解しようと試みる。毎日が本当に濃密な時間。

ちょこが目や体、行動で何を表現しているのかを理解しようと向き合い、ちょこが起こす行動全てに理由を見つける。一口でも食べ物を口にすれば、なぜ食べた?から始まって、口にした食べ物の種類。匂いや感触、温度。食べた時間や食べた場所、皿の形状まで記憶する。

嗅覚が鋭くて、私たち人間には分からない匂いの世界で生きるので、食べずに残した食器もいつもより入念に洗って何度も流す。食事はあくまで1つの例に過ぎないが、今までの「ちょこと向き合っていた」という向き合い方とは全く違う世界。闘病生活って暗いイメージだけど、すごく温かい日常なのかも?

世の中には、こんな時間を与えてもらえずに、急に愛犬とのお別れがくるケースだってたくさんある。だから、本当に転移しなかった1年9か月と転移した今現在の濃密な時間に感謝しなければいけないよね。そして、人とのつながりも濃くしてくれる時間。

ちょこの転移が分かってから人に支えられている感が半端ない。精神的に弱りやすい時期、人の支えはとても大きい。頑張れ!があるから頑張れる時間が多いし、頑張らなくていいから!があるから穏やかに過ごせる時間が多い。柴犬デンデンを保護したときもそうだけど、お犬と暮らすようになってから常に人に支えられているような気がする。

これまでの写真は、今日姉が応援に来てくれた写真。大量のお弁当や食料、ちょこにお刺身、私に栄養ドリンクなどを持ってきてくれ、甥姪も笑顔をたくさんくれた。「アタチの従兄弟はゲームばっかして、誰が怒ってもやめないでしゅ。それなのにムウが一瞬でゲームやめさせたでしゅ。」。楽しい会話をしていると心地よさそうに寝るちょこ。※補足:ムウに襲われてゲーム中断中の甥っ子。

そして昨日は、バニ友(バーニーズマウンテンドッグ繋がりのお友達)さんがたくさんのウェットフードやおやつを・・。どれも試したことがないもの。昨日の夜は調子がよく、初めて与えたウェットフードをガツガツ!びっくりした!数口だけだけど、いきなり食べたので目が丸くなった。一緒に入っていた手紙をキッチンで読んでいて、ちょこに隠れて号泣。でも、うれし泣きだから良いとしよう!

「アタチはトップデルモ。だけど、今はプライベートなので撮影禁止でしゅ」。昨日はソファーで1口食べて、数分後にベッドで数口。上出来!!!生きるには全然足りないけど、食べるということをしてくれただけで本当に嬉しいよ。もう強制的にはしないから、食べれるときに食べたいものだけ食べてくれれば、それでいい。

そして、今日の朝早くバニ友さんから松坂牛が!「パパが買ってくれた松坂牛とはわけが違うでしゅ~!木箱でしゅ~!厚いでしゅ~!」。パパ、次に期待しています。なんて話していて、みんなでくだらないことで爆笑。やっぱり笑い溢れる毎日がちょこも良いよね!そして、ママはよだれを垂らしながらお肉を焼く。

写真がボケてしまった・・。珍しく興味を示すが、昼間は食べるまでに至らず。・・と思っていたら、夜小さいの3切れ食べたちょこ!色々試して、今日1日で口にしたのはこの3口だけ・・。でも、今日も上出来だったよ。よく頑張ったね。明日は何でもいいから、4口にチャレンジしよう!

グータラ女子2名。今日も嬉しいパッカーン!元気だったころは必ずと言っていい程この姿で寝ていたけど、最近では数日に1度くらいかな?見せてくれる貴重な図。ママは仕事の締め切りが月末に集中し、こちらも切迫した状況。体を休ませながら、仕事に専念?する方法を見つけ、パッカーン姿をチラチラ見ながらニヤニヤするちょっとキモイちょこママ。

そして、くだらない話の後になんですが、何度もお礼を言わせてください。本当に毎日のように支えてくれるお友達&家族には、頭が上がりません。皆様に支えられ、ここ数日は心の底から笑えるようになった気がします。こんな切迫した状況であっても心にゆとりがでたのは、自分でもどうかと思う部分もあるけど・・でも、ちょこが元気だった頃のような、くだらないことで大笑いできる家庭に戻れたのは、本当に支えてくれる人たちがいるからです。

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