繰り返す金縛り、愛犬の最期 Vol-20

愛犬バーニーズマウンテンドッグ、ちょこが天使になって早いもので2ヶ月以上が経過しました。昨日まで同じベッドで寝ていたような気もするし、すごく遠い存在になってしまったような気もする。
ちょこの体と別れてからの時間は空白みたいに真っ白けで、振り返ると何だかとても虚しい・・。

大好きな犬友たちとの交友の場であるFacebookも一時利用停止し、執着できるもの探し・自分探しに明け暮れる毎日。大きな生き甲斐があまりに突然すぽっとなくなったので、どう生きたらいいのかが分からない。
ずっと消えない執着できるものを早く見つけないと、立っているのがしんどい・・。

さておき、ここ1ヶ月かそれ以上の間は夜になると繰り返し繰り返し金縛り(睡眠麻痺)になってしまう。寝ていて体は動かないのに意識があるから、心底怖い。ただでさえ怖がりなので・・。幽霊と呼ばれるようなものなどを実際に見るわけではないが、死ぬ恐怖みたいなものをリアルに感じてしまい、このままでは死んでしまうのではないかと怖くて仕方がなくなる。

と言っても、死ぬこと自体に対してというよりは自分が知らない未知の世界に行く恐怖みたいな・・。死んだらどうなるかが分からないことに対する恐怖?という表現が正しいかな。
しかし、朝起きると夜の恐怖とは裏腹に、とてつもない安心感みたいな気持ちでいっぱいになる。ただでさえ不安な最期、愛犬の傍にいることができて良かった・・。本当に「良かった」の一言に尽きる・・。

ちょこが実際天使になる時どんなことを感じていたかは分からないが、自分が未知の世界に行くことに対して極度の恐怖を感じることで、最期に立ち会えたことにより深い意味を持つことができた。
何度も何度も繰り返し「大丈夫だよ、何も心配いらないからね」と、声に出してちょこに話しかけていたことが、今となって本当に良かったと思える。

まだまだ寂しく混乱する毎日。精神的にも不安定で心療内科の先生に相談することが多々・・。だけど、残された愛犬たちと支え合いながら毎日を笑って過ごし、彼らが天使になる瞬間まで温かくて心強い母でいることができれば良いと思う。
そしてあまり関係ない話ですが、ちょこと寝ていたダブルベッドが1人では広すぎてIKEAバニ(ついでにゴルも)を買ってきました。ちょことは全然サイズ感が違うけど、朝起きて横にトライカラーが見えると安心するのでした。

今日の写真|ちょこの最後の誕生日をみんなでお祝いした時のもの。
この時は、保護柴さんを預かっていたので4頭。にぎやかな毎日でした。


お犬とシモベの生活 - にほんブログ村 にほんブログ村 犬ブログへ
にほんブログ村