bernese mountain dog

6年以上経過して書くことができたがんの愛犬体験談

最近は一般社団法人愛玩動物健康管理協会の活動や、動物保護シェルターでの生活に追われ、なかなかブログを更新することができていませんでした。

現在は47頭の犬猫たちと暮らしながら、保護活動や飼い主支援、動物福祉の普及活動に取り組んでいます。

そんな日々の中で、ずっと書きたいと思いながら書けなかったことがあります。それが、初代愛犬だったバーニーズマウンテンドッグ「ちょこ」の介護体験です。

このたび、ようやく一冊の本としてまとめることができました。

『介護の日々に、正解はひとつじゃない』

この本は、愛犬ちょこが悪性腫瘍と診断されてから旅立つまでの日々を綴った、私自身の体験談です。

病名を告げられた日のこと。介護が始まった日のこと。食欲が落ちていく姿を見守るしかなかった日々。抗がん剤治療に悩んだこと。介護用品を探し続けたこと。少しでも食べてくれたことが嬉しくて涙が出たこと。そして、最後のお別れの日まで。

犬のがんと向き合った家族としての、ありのままの記録を書きました。

実は、ちょこが旅立ってから6年以上が経っています。この間、何度もブログを書こうとしました。

何度も原稿を書き始めました。でも、そのたびに途中で手が止まってしまいました。当時の写真を見るだけで涙が出る。介護日記を読み返すだけで胸が苦しくなる。

思い出そうとすると、どうしても感情が追いつきませんでした。

それほど私にとって、ちょこの介護は大きな出来事だったのだと思います。だからこそ、この本はAIが書いた文章でも、誰かがまとめた成功事例でもありません。

悩みながら、迷いながら、それでも愛犬を守りたいと願った飼い主のリアルな記録です。

完璧な介護ではありません

この本には「こうすれば正解」という答えは書かれていません。むしろ逆です。

迷ったこと。後悔したこと。不安だったこと。泣いたこと。何が正しいのか分からなかったこと。

そうした現実を隠さず書いています。

介護を経験された方なら分かると思います。犬の介護に絶対の正解はありません。だから本のタイトルも、

『介護の日々に、正解はひとつじゃない』

にしました。

あの時の私も、毎日悩みながら、その時できる精一杯を選び続けていました。

この本を読んでほしい方

この本は、犬の悪性腫瘍や高齢犬の介護に直面している方はもちろん、

  • 愛犬の病気に不安を感じている方
  • 介護を始めたばかりの方
  • 看取りを経験された方
  • 今を大切に過ごしたい方
  • 動物と暮らすすべての方

に読んでいただきたいと思っています。

今まさに愛犬のがんと向き合っている方の心に、「ひとりじゃない」そんな気持ちを届けられたら嬉しいです。

この本が生まれた理由

実は、一般社団法人愛玩動物健康管理協会の設立も、現在の動物保護シェルターの活動も、その原点はちょこにあります。

犬と暮らすことの喜び。病気と向き合う苦しさ。命の重み。介護の現実。

たくさんのことを教えてくれたのが、ちょこでした。

あの経験がなければ、今の活動はありません。だからこの本は、単なる介護体験談ではなく、私の人生の原点を記録した一冊でもあります。

最後に

介護をしている時は、とても苦しかったはずなのに。今思い出すのは、苦しさだけではありません。

夜中に何度も呼吸を確認したこと。少し食べてくれた日に喜んだこと。一緒に過ごした何気ない時間。

すべてが、かけがえのない思い出になっています。

もし今、愛犬の病気や介護で悩んでいる方がいるなら、この本が少しでも心の支えになれたら嬉しいです。

そして、愛犬との今日という一日を、もっと大切に感じてもらえたら幸いです。


『介護の日々に、正解はひとつじゃない』素人だった私の、リアルな愛犬介護。

6年以上の時を経て、ようやく書くことができた一冊です。

※この本については、犬も人も大好きだった愛犬ちょこが喜んでくれるよう、利益は全額愛玩動物健康管理協会の運営費用、保護犬と保護猫の医療費や食費などに活用させていただきます。