副作用や体への影響含め色々獣医師さんに教えていただき、最終手段として使おうと思っていた薬。先週の金曜夜から試していたデカドロン(デキサメタゾン錠)だが、食欲向上中心に効果がでず・・。

一昨日、近況報告と相談兼ねて再度動物病院へ。このお薬で効果がでないというと、現状のちょこの体で食欲を上げるのは極めて難しい・・。強制給餌や点滴処置についても、再度考えさせられる。食べていない期間が長すぎて、気持ちが追い詰められてしまう。

でも、お薬が全く効かないのは想定外だった・・。勝手に薬に過度な期待をしていた・・。薬を始めた日から、何度も何度もちょこがご飯を食べる夢を見た。起きるたびに「なんだ、また夢か・・」なんて切なくなる。

夢の中では、「お腹すいてたでしゅ〜!」なんて言って、ご飯をガツガツ食べるのに・・。元気な頃は、食べ物に目がなかったちょこ。こんな日が来ても、食欲だけは落ちないと思っていた。

とりあえずこの日は、吐き気が出始めて血も少し混じっていることから、対処療法としてH2ブロッカーのファモチジン&嘔吐改善のためのボミットバスターというお薬を使用することに。

お薬が増えてしまったので、ストレスにならないよう動物病院で購入したロイヤルカナンのピルアシストを使用。小型犬用と記載があるが、4つのお薬を一度に与えるには十分なサイズ。「一瞬だけごめんね」と言ってから、サッと喉に入れる。これは便利・・。

日に日に痩せていき、体力が衰えていく。目の力が薄れていくのが、目に見えて分かる。頭骨や目の周辺、顎のラインの骨がゴツゴツしていく。1日のうちの短い時間でもいいから、この可愛い笑顔を引き出したい。

目はうつろだけど、しっかり顔をあげてママを見てくれる。ママにとっては、世界で一番愛おしい笑顔。一度はやめた強制給餌・・。薬が効かずまた考えたけど、やっぱり辛い思いをさせて延命させることに対して疑問が出てしまう。

呼吸が荒くなる時間も増え、咳も増えているちょこ。家では顔を上げるのも珍しくなってきた。組織球肉腫は間違いなく進行していて、今後も進行する。これ以上この子を苦しめないで・・。

ストレスを与えながら食事や点滴を無理矢理体に入れて延命できたとしても、ちょこは喜ぶのか?薬に対しての期待が途切れてしまい、強制給餌や点滴に関しては再度繰り返し考えた・・。

無理矢理頑張っても、病気が治るわけじゃない。やっぱりちょこと私にとって、それらはあまりに不自然な選択肢。二人でまた話し合って、このまま穏やかに時を見送ることに。毎日幸せいっぱいだから、それでいいよね?何度もちょこと自分に確認する。

ちょこの体は辛くても、愛情を分け合う幸せな毎日。昨日一緒に見上げたお空、とってもきれいだったね〜!

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