愛犬ゴールデンレトリバーの精巣と脾臓の腫瘍?

少し前の10月22日、愛犬ボーダーコリーのラテが手術入院から退院。というのも、レントゲンやエコー、血液検査で腸管腫瘍の疑いが高く手術をしました。腺癌、またはリンパ腫、GIST(消化管間質腫瘍)、平滑筋肉腫のいずれかということだったが・・。

幸い腫瘍ではなく、よく分からない物質を摘出して既にめちゃくちゃ元気を取り戻しています。極端に減ってしまった体重も、着々と戻ってきていて一安心。摘出された物体が何かは獣医師さんが見ても、私が見ても何かは分からなかったが・・。とにかく、本当に腫瘍でなくてよかった・・。

そして、ラテが退院して数日後に、愛犬ゴールデンレトリバーのティラが急に元気がなくなり・・。約7年7ヵ月体調を崩したことがないティラ(下痢でさえ、多くても数年に一度)が、食事を受け付けなくなった・・。もう老犬?といえば老犬だけど、とにかくゴールデンレトリバーだし、年齢的にも嫌な予感がしてすぐに検査をお願いしました。

そして、結果かなり高い確率で精巣の腫瘍とのこと・・。そして、開けてみないと分からないけど脾臓にも何か嫌なものが・・。どうせ精巣の腫瘍らしきものを摘出するのならば、と思い、両方摘出をお願いしました。手術は、3日の水曜日・・。

ボーダーコリーのラテのこともあったので、ここ最近は不安な時間もあったけど、良い意味でも、今後の愛犬たちとの生活のことばかりを考えていた。「今以上に彼らを幸せにしたい!」というポジティブな意味で。自分が不安定になったら愛犬たちが可哀想。だから、今を生きる犬たちのように先のことを考えず、とにかく自分自身も今だけを生きたい。彼らの前では幸せな気持ちでいたい。人である以上、飼い主である以上、治療方針や彼ら個々の性格に合わせた”幸せのあり方”については、より一層深く考えていかなきゃだけどね!

愛犬バーニーズマウンテンドッグの血管肉腫や組織球肉腫と向き合ってきた中で、長年自分に「今を彼らと幸せに生きる」。そう言い聞かせていたら、自然と今回も愛犬たちと一緒にいるときは不安が消えて、不思議と今まで以上に一緒に過ごすことのできる幸せな気持ちがこみ上げる。一人になったときは(4頭いるので、一人になるときは少ないが)、色々後先のことを考えるものの・・。

検査後は、処方してもらった非ステロイド性消炎鎮痛剤が効いているようで、ティラの元気も復活。結局、完全に食べなかったのは1日だったけど。あ、ちなみに、私が開発させていただいた「うちのトイプー」ごはん。

これだけは、薬を飲んでいない半日の間、食べてくれてビックリ!!オメガ3やグルコサミン・コンドロイチンが入っているので、トイプードルに限らず老犬全般(食事制限が必要な犬以外)にもおすすめ。「ママがかいはちゅってのをしたので、意地でも食べるでしゅ~!!」のティラくんでした(笑)ちなみに、500円モニター実施中なので興味がある方は是非。

ともあれ、薬を飲み始めてからは、食欲も完全に元気な時の状態に戻りました。手術日まで少し空くので心配がないといったら嘘になるけど、手術のために体力を維持してほしい。そして、もしかすると腫瘍と何らかの可能性があるかもしれない多飲多尿。

これも、バイトリル錠で2日程度でおさまり、本犬が元気に走り回っていること、早期発見だったので骨髄にまで影響が出ずに手術ができること。獣医師さんいわく、精巣腫瘍が巨大化してしまっていたら、エストロジェンというホルモンが過剰に分泌されてエストロジェン中毒⇒骨髄抑制になってしまっていたとのこと。

本当に手術できる状態で良かった・・。一人車を運転しているときとか、少し不安定になってしまった日もあったが、腫瘍含め色々なことをプラスに捉えられるようになってきた気もする。家族や友人、仕事仲間の支えや言葉が一番大きいのも確かだけど・・。「紗貴ちゃん・望月さんの子になっただけで幸せなんです」。その言葉が、どれだけ励みになったことか・・。

生検出さないと分からないが、腫瘍がもしかすると血管肉腫かも?という話を聞いたので、愛犬バーニーズマウンテンドッグちょこの時のように抗がん剤を使用しないで、摘出後は食事管理のみにするのか、抗がん剤にするのか・・。

もし悪性腫瘍だった場合は、ティラにも苦しさを与えてまで長生きはさせたくない。抗がん剤の副作用が出なければ、その力をかりて1日でも長く一緒にいてほしいけど、何よりティラが今を幸せに過ごせすことが私としては一番大切なんだと思う。

なんだか、自分の考えをまとめるためにブログを書いたのに、結局よく分からなくなってしまった・・。とにかく、ティラやラテ、おはぎ、きなこが幸せに過ごすことができるように、私も彼らの前では幸せを噛みしめて過ごしていきたい。ボーダーコリーのラテとゴールデンレトリバーの腫瘍騒動もあり、普段以上にそう感じた2週間弱でした。

今日は、私の心の犬友様からヤギミルクも・・。配送伝票の「望月ティララテ様(よく届いたね(笑))」で、笑ってしまった!お犬たちのことを愛するお友だちたちに囲まれて、生きていける自分が本当に幸せだと・・。身に染みて感じております。ティラ、手術日が迫ってきているので免疫力を高めるために早速使わせていただきます。

愛犬バーニーズマウンテンドッグへの精神的執着

愛犬バーニーズマウンテンドッグが天使になって、8ヶ月以上が経過した。ちょこにどっぷり執着していたので、未だ想像していた以上に寂しい。

複雑な人間とは違い、ちょことはちゃんと会話ができたので、どうしても縋りたくなる瞬間がある。

犬と会話ができるというと何だかオカルティズムみたいだが、そうではなくて・・。言葉が話せない彼らこそ、嘘をつかずに包み隠さず色々な話をしてくれるということ。


雰囲気や仕草、行動、身体(尻尾や耳の動きや目など)で、自分の気持ちを話してくれる。

嬉しければ恥ずかしがらず飛び跳ねてくれるし、寂しければ構って!と伝えてくれる。家に帰った時は、会いたかったよ!と全身を使って喜んでくれる。これはほんの一例だけど。

接する時間が長ければ長いほど、関係性が良くなれば良くなるほど、彼らは色々な話をしてくれるし、私も彼らが何を言っているのか理解できるようになる。だから、私も心をフルオープンにできる。


人との関係は本当にややこしいけど、お犬たちとの関係はシンプル&ストレートで、私からするととても美しい関係に見える。

無条件の愛みたいなものが、お犬との間には生まれやすい。ただただお犬たちの容姿が可愛いいから、という理由もあるけど、それだけじゃないよね。ちょこの悪性腫瘍が転移したとき、心から変わってあげたいと願った。痛みを自分の体に移して欲しいと・・。

苦しそうな顔を見ているなら、自分が苦しい方がどんなに精神的に楽かと・・。「なるほどな、子を持つとはこーゆーことだ」。


そのとき、そんなふうに思った。私には人間の子供がいないので、心底そんな風に感じたのは初めての経験だったから・・。

ちょこは、私のこともよく分かっていたし、特別話をしたり聞いたりするのが得意な子だった。最初の悪性腫瘍発症が若い年齢だったので、それ以降は「ちょこの思うがままに生きてほしい」というのが第一前提。いつ消えてしまうか分からない存在だからこそ、大切にしたかった。

ちょこが車でお出かけしたい!と言えばしていたし、極力要望は叶えていたつもり。最後の方は腫瘍熱の関係で外の芝生で寝たい!と言ったので、パパもママも朝まで外で寝たり・・。彼女の短い犬生に全てを尽くすことが私の喜びだったし、わがままに育てたおかげで自分の主張がしっかり出来る子になった。


散歩一つにしても、「アタチはこっちに行きたいんだ!」。なんて、わがまま言ったり。そんな全てを話してくれる彼女に、私は逆に精神的に甘えて執着していた。一般的な犬と人の関係という意味では、好ましくないのかもしれないが、犬によって例外はある。

しっかり主張はするけど、噛む、吠える、引っ張り癖がでるなど問題行動が全くない子だったので、私にとっては飼い主と犬、ではなく、色々なことを話せる理想的なパートナーだった。私も彼女の言うことを聞くし、彼女も私の言うことを聞いてくれる。歩み寄って、譲り合うこともある。

だから、人との関係で躓いたとき、精神的にキツイときは、未だにちょこに縋りたくなってしまう。たくさんお話して、モフモフの大きな体に顔を埋めたくなる。もちろん、楽しい時も嬉しい時も、その気持ちを分かち合いたくなるけどね。


でも、私にはまだ愛する息子が3人もいてくれる。ティラ&ラテは、長く一緒にいるのでお話も上手にできるし、感情表現も豊か。おはぎは、まだ何を話しているのか十分理解できない時があるけど、頭が良い子なので2ヶ月も一緒にいないのに十分な程お話ができる。

彼は、まだ私に気を遣って、包み隠さず全ては話してくれていないかもしれないけど、そこは母の頑張りどころだね!愛犬たちは皆かわいくて愛おしい。だけど、同じ犬であっても全く違う犬だし、個々の犬と私の関係性は良い意味でそれぞれ異なる。

だから、ティラがいてもラテがいても、おはぎがいても、やはりちょこの存在は消すことができない。会いたくて仕方がないときばかり。触れたくてどうしようもなくなることも・・。他の子が天使になっても同様だが、まだまだちょこに執着していても良いよね・・。


「体は見えなくても一緒にいる」。そう思うことで、心が少しでも楽になれば、それでいいよね・・。ただただ会いたい・・。なんだか言いたいことがよく分からないブログになってしまったが・・。読んでくれてありがとう!今日も素敵な一日を!



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49日の天使 Vol-19

6/15は、ちょこの49日でした。あっという間の49日間、自分が何をしていたのかはっきりとした記憶がたどれない49日間・・。

個人的には49日の仏教的考えを信じているわけではなく、ちょこはずっとそばにいるものだと思っている。だけど、やっぱり日本人である以上は1つの節目として、49日は意識せずにはいられない。

ということで、49日前日には実家に遺骨のちょこを連れていき家族で会食。当日はパートナーとささやかながらも、少し特別な食事をした。夜寝る前には、ちょことこんなお話も・・。

ママには死後の世界というものが分からないけど、これからはちょこが好きな場所に行っていいんだよ。ずっとママのそばにいてもいいし、お空のお友達と遊んでてもいい。とにかくちょこが好きなようにするんだよ。

ママのことは心配しないで。ちょこが幸せを感じることのできる場所にいれば、ママはそれでいいからね。離れている時間も心はずっと一緒だから、大丈夫なんだよ!

そして翌朝、ずっと極度に重たかった肩が驚くほど軽くなっていて、なんだか無性に寂しくなった。単なる肩こりだったのかな?まさか、本当にママのそばからちょこが離れちゃった??余計なこと言わなきゃよかった・・なんて思ったり。

天使になってからの世界は、あまりに非現実的すぎて私にはよく分からない。だけど、ちょこがずっとママの愛する娘で居続けることだけは変わらないからね。

49日には、お花やお香典が。愛娘が天使になってから、途絶えることなく届いたお花やお供え物。支え続けてくれたたくさんのお友達に、本当に心から感謝しています。
「ありがとうでしゅ〜!!みんな大好きでしゅよ~!!」


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ただただ寂しい毎日 Vol-16

ちょこが天使になって、日が経つにつれ寂しさが増すのは何故だろう。少しずつ離れちゃうような、置いてかれるような何とも言えない孤独感。

可愛い写真をみると、ちょこが前より遠い存在になってしまった気がしてしまい辛い・・。だけど、見ずにいられない。ただただ会いたい。

愛犬のティラ&ラテと過ごす時間は、一番の心の拠り所だけど、ふとした瞬間に悲しくなってしまい、お犬たちにバレないように車に避難して泣いたり・・。

最近のティラとラテ。群れのリーダー的存在だったちょこがいなくなって、ティラのマザコン度が一時期過剰だったけど、それも落ち着き・・。

普段通りのマザコン犬に戻りました。「オレはクール系イケメン目指してるから、ママにベッタリなのは内緒!!」。

基本ファザコン犬のラテくんは、相変わらず。癲癇やら股関節形成不全やら色々。症状はどれも薬とサプリで落ち着いてます。絶好調!な様子で、見ていて本当に嬉しい。

本犬には内緒だが、最近ラテが猪のように見える瞬間が。さておき、ちょこのペットロスは、正直ものすごく精神的にきつく・・。

短い介護時間も、一緒に過ごせて最高に幸せだったけど、衰えていく姿(何よりちょこが辛そうにする姿)を見てるのが一番キツかった・・。

そして、こんな辛さをいずれ、あと2回経験するかもしれないと、最近気づいてしまった。でも、やっぱり一緒に過ごす幸せの方が遥かに大きいし、お犬なしでは生きていけないし・・。

彼らを家族にするということは命を背負うということ。子供ができるようなもの。大変だけど、私にとったら一番幸せなこと。ここで精神的に負けてはいけないね。

少し前にお友達が送ってくれた素敵な言葉とお花。ちょこが天使になって1ヶ月のサプライズ。ありがとう!であふれる毎日に感謝感謝です。

「泣いてもいいから頑張るでしゅ!いつもそばにいるでしゅよ」。



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お嬢の指定席 Vol-14

バーニーズマウンテンドッグちょこが天使になって1ヶ月。まだ掃除できないお嬢の指定席、車の助手席。

1ヶ月経っても車内の至る場所に被毛が残っているし、ダッシュボードにはヨダレの跡。窓ガラスには鼻が触れた跡(鼻水の跡)も。

一時期、事故したら危険だからと後部座席をフラットにして乗せていたこともあるけど、アタチは助手席がいいでしゅ!と、走行中に来てしまい逆に危ないので、結局パピー時代と同じ指定席に。

写真は6年前の今日のもの。実は、危ないと怒られそうでSNSには投稿していなかったが、パピーのときも体が大きくなってからも、お出かけで張り切り過ぎちゃうと、運転席に一緒に座っていたお嬢。

ハンドルの方には決して来ないので良かったけど、こんな感じでママの背中と背もたれの間に挟まって、顔だけ窓から出すのが大好きだった。仕方なく、ママは背もたれをやや後ろに倒して、ちょこを背もたれにしていた。

でも、基本は助手席。お出かけすると、大抵帰りの車ではママの肩にもたれかかって家に着くまで寝ていた。子供と全く同じで、はしゃぎ疲れて帰りは爆睡。車の微妙な揺れが心地よさそうだった。

ドライブの間は、いつも手をつないでいたね。ちょこが助手席に乗るので、パートナーや家族などが一緒に乗るときは、みんなお嬢に気を遣って後部座席に乗っていた。「ママの隣はアタチの指定席でしゅ~」。

私が一番好きだった車内での時間。一緒に過ごした部屋は掃除できても、車だけは掃除をする気になれない。今はパートナーの席になってしまった助手席だが、きっとドライブ中はママとパートナーの間の肘掛け部分に乗ってるのかな?



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空白の時間 Vol-12

ちょこが天使になってもうすぐ1ヶ月・・。つい昨日までベッドで一緒に寝ていたような気もするし、大きな体に触れることが出来たのが遠い昔のような気もする。

ちょこのお体とお別れしてからの時間は忙しくするようにしていたけど、振り返るとぽっかり空いた穴のよう・・。空白の時間だったような気がしてしまう。

最近は愛犬たちとの時間を第一優先にして、プライベートでは自宅でBBQをしたり花火をしたり、ジョギングやバドミントン、縄跳びをしたり。とにかく気持ちを上に持っていくように・・。

でも、なかなかうまくいかず・・。ふとした瞬間に寂しさに襲われて涙があふれる・・。昨日は朝早く起きてティラ(ゴールデンレトリバー)とラテ(ボーダーコリー)、パートナーと芝生公園という場所へ。

名前の通り芝生しかないけど、ティラとラテは初めて来たので目を輝かせていた。飽き性のお嬢は、歩いても景色の変わらないこの公園ではあまりテンションが上がらなかったので、数回した来たことがない。

ただ、匂いを嗅ぐのが大好きなので、歩きながらそこら中の匂いを嗅いで楽しんでいた。多くの愛犬家たちが犬を連れてくるので、色々な犬のおしっこの匂いがしたのかな?

そして、最近は仲良しのお友達から愛情たっぷりの贈り物が。可愛いソープフラワーと手作りのフェルトちょこ。ソープフラワーは、ちょこのイメージカラーのオレンジ(黄色)を選んでくれた。

明るいこの色を見るたびに、嬉しいと口角が思いっきり上がる、お嬢のニカニカ笑顔を思い出す。フェルト版お嬢は、ママが大好きなピンクの背景にチャームポイントのオッドアイ。

そっくりで、ついつい何度もフェルトのおでこの白い部分を撫でてしまう。ちょこが天使になってからというもの、私が寂しくないようにと本当にたくさんのお友達が色々考えてくれ、日々支えてくれている・・。感謝してもしきれない。

ちょこに出会うまでは、こんなに温かな人間関係を築くことはできなかった。亡くなってすぐ届いたたくさんのお花たち、お花が枯れた頃に届いたお供え物の数々。ちょこも私も、本当に幸せ者だと日々思う。

写真は、6年前の昨日。家に帰ってビックリ。自宅が、空き巣が入った後のように荒らされていた。犯人はもちろんお嬢。夜は駿河湾沼津SAのランで遊んだね!いたずら大好きなちょこ、もう一度会いたいよ・・。


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愛犬の死後の世界 Vol-11

少し前に母の日(5/10)がありましたが、今年はコロナ騒動もあり母の月(5月)なんて言われてますね。数日前に、私も人生初の母の日プレゼントを天使になったちょこからもらいました。

花びらが全てハート形。お友達に聞いたら、私がもらったお花は芍薬(シャクヤク)に似てるとのこと。先月のこと、ちょこのお体とお別れする(火葬)とき、自宅の入口に咲いたアナベルの花でちょこのお体全てを覆いました。

アナベル

ちなみに、アナベルの花言葉はひたむきな愛。お花が最近全て枯れてしまい、寂しいな・・なんてシュンとしながら斜め下を向いたら、雑草に紛れてピンクのかわいい芍薬が一本ポツンと咲いていた・・。

ちょこにお供えした次の日には、見事に花が開きました。ちなみに、芍薬の花言葉はなんともちょこらしいハニカミ。嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。お花を見てすぐに、ちょこからの母の月のプレゼントなんだと思いました。

芍薬(シャクヤク)

そして、勢い良く花開いた様子を見ているとどうしても思い出してしまう・・。バーニーズマウンテンドッグあるあるのパッカーン!亡くなる数日前まで見せてくれた、この姿を。

犬の急所である腹部などをこんなに大っぴらに見せるということは、体が少し楽なのかな?と、この姿を見るたびに安心した。組織球肉腫でいっぱいの体・・。それでも、こんなにリラックスした姿を見ることができるのは本当に嬉しい。

さておき、今日の本題・・。今まで猫やフェレットを看取ったことがあるが、ちょこがいなくなって初めて愛犬の死後の世界なんてものを考えた。毎日のように、ちょこはママのそばにいてくれてるかな?なんて考える。気配は感じても、やっぱり目で見えないと確信が持てない・・。

愛犬のペットロスにどっぷり浸かり、これまで本当に多くの人たちが励ましの言葉をかけてくれた。そこで、人それぞれ愛犬の死後の世界について信じるものが違うことに気づいた。よく言われたのは、いつまでもママが寂しがってるとちょこがお空に行けないよ。

なんて言葉・・。私は、個人的に動物たちは死後ずっと自分のそばにいるなんて思っている(信じたい)から、前に進むための努力をしながらもいつまでも寂しくて良いものだと思っている。死後の世界なんてものは、こうだ!と確実に証明できる人はおらず、自分が死ぬまで分からない。

もしかすると、死んでも分からない世界なのかもしれない・・。そもそも、目に見えない世界は「生きていく人間(取り残された人間)の都合に合わせて作られたもの」なのでは?と思う。だからこそ、(自分が幸せでいるために)自分が信じたいように信じることが大切なのかな?なんて最近思うことにした。

「虹の橋」のお話も素敵で個人的に大好きだけど、やっぱり死ぬまで愛犬と一緒になれないというのは、なんだか寂しい・・。そんな風に愛犬の死後の世界について考えている時期、ポーランドの犬友さんがこんな言葉をくれた。

Psy nigdy nie zostawiają nas, są obok,
w innym wymiarze i czuwają nad naszym życiem.

これは、いただいた言葉の一部。(自動翻訳が正しければ)ポーランド語で「犬は私たちと離れることはありません。彼らは隣の別の次元にいて、私たちの生活を見守っています」という意味。

翻訳も正しいかは分からないし解釈が正しいかは分からないけど、私は自分勝手にもこんな風に解釈する。

虹の橋のふもとはお空の上にも存在するが、実は同時に私たちのすぐ隣にもあって、これら2つは繋がっている空間。虹の橋のふもと(またはお空)という空間で、お犬たちはみんなでオヤツなんか食べたりして楽しく過ごしているけど、その世界は私たちのすぐ隣の空間と繋がっている。

大好きな体に触れることが出来ず寂しいことには変わりないが、いつでもすぐ隣にいるなんて考えると少し温かな気持ちになれる。こんな感じで、自分が幸せになれる愛犬の死後の世界を信じればよいんじゃないかな?なんて最近思い始めた・・。

最後に、恒例の今日のバーニーズマウンテンドッグちょこ動画は、姉家族と伊豆でクルージングをした時のもの。甥や姪より遥かに楽しそうだったちょこを見て、「ちょこが一番楽しんでない??!」なんて言いながら、姉と笑ったのを思い出す。終始二カニカ笑顔で、可愛かったなぁ。

嬉しくてキラキラとした瞳、ずっとママの記憶から消えないよ・・。



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実感と孤独 Vol-10

ちょこが天使になって20日が過ぎようとしている。亡くなって時間が経たないうちが一番寂しいと思っていたが、大間違いだった・・。

日に日に寂しさが増して、辛くて仕方がない(自分の感情をコントロールできない)時間が増えていく。ようやく本当の意味で、ちょこがいないことを実感し始めているのかな?

写真は、愛犬ゴールデンレトリバー(ティラ)とボーダーコリー(ラテ)。ママを癒やしてくれる最強チーム。話は戻り、ちょこが天使になって依頼、自分をケアするために生活リズムや食生活を乱さないよう色々な工夫を・・。

だけど一向に体調改善せず、色々調べたら自律神経失調症に症状がとても似ている。目眩、吐き気、頭痛など。この診断はかかりつけの心療内科で幾度となく受けているが、悪化してる様子。

コロナの関係で余程のことがないと病院に行けないので、今は色々体の検査もできず・・。とりあえず、気休めにラベンダーのアロマを枕に吹きかけて、自律神経を整えるために効果的だという音楽を・・。音楽はちょっと怪しいけど、エステサロンとかでよくかかっているような音楽。

これらがなかなか効果があって、夜の睡眠がある程度しっかりとれるようになってきた。ジョギングや散歩、バドミントンなどの運動・バランスの良い食事を心がけていたけど、精神的なケアもしなきゃダメだったね。

体がボロボロになってから、ようやく気がついた・・。精神状態は、体に必ず出る。最近おさまっていた猫アレルギーや喘息、過呼吸も一気に出て、本当にボロボロ。

免疫力も低下してるのかな?そして、写真は2年前の一昨日のちょこ。イオンのドッグランで遊ばせてあげるため、書類に色々記載してお金を払ってわざわざカードを作ったのに、全く走らないという・・バーニーズあるある?

こっちの写真は、駿河湾沼津SAで知らないオジサマに甘えまくって困った時の写真。2年前の昨日。いつもカッコイイ若い男子には愛想が悪く、ん?と思うような(ちょっと癖が強いような)オジサマには愛想を振りまいたお嬢。

そんなオチャメなキャラが、たまらなく可愛かったなぁ〜。「アタチの方が、ママより男の趣味がいいでしゅ〜!」。ちなみに、今日のいたずら大好きバーニーズマウンテンドッグちょこYouTubeはこちら。

ママがパソコンをはじめると、必ず骨盤矯正クッションを奪いに来るちょこ。open the mouth→open your mouthの間違い。今日も動画を見ながら、泣いたり笑ったり・・。きっと皆、こんな風にもがきながらペットロスを乗り越えてゆくんだよね?自分との闘いだね・・。



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薄れていく習慣と寂しさ Vol-9

昨日の夜、ふと最近車運転したっけ?なんて思って手帳を見た。最近記憶が曖昧で、手帳に記録しておかないと正確に思い出せない・・。今までは、ちょこが車で出かけるのが大好きだったから、ほぼ毎日朝晩車でどこかに出かけていたが、運転をする理由がなくなってしまったことに気づく。

手帳を確認すると、隣町の火葬場までちょこのお体と最後のドライブをして以来、9日間運転していなかった・・。ちょこがいなくなって数日間は意識していないものの、もしかしたら故意に車を避けていたのかな?そうかもしれない・・。

今乗っている車ではないけど、写真はちょこの指定席の助手席で保育園(しつけ教室)に行った日のもの。飼い主が一緒に参加する教室。車に乗ると、常にちょこを感じてしまう。手をつないでドライブした毎日の思い出や楽しいお出かけのこと。ちょこを感じることは良いけど、感じる都度もうお体が存在しないことを実感してしまって辛くなる・・。

これはまずい・・いずれは克服しなければいけない壁だ・・と思って、昨日の夜はパートナーを誘って夜のドライブへ。今までちょこが一緒に乗っていたので冬でも暖房をかけることがなかったのに、寒ければ暖房をつけられる。厚着してドライブに行く必要もない。音楽も大きなボリュームでかけられる・・。

そんな快適さに寂しさを感じた・・。ちょこの被毛とよだれの跡がある車・・。いつ掃除できるかな?ちょこを乗せて歩いたキャンプカートも、火葬時にトランクに積んだまま。家のちょことの共同部屋はさすがに掃除してしまったけど、ちょこの被毛をコロコロすると存在が薄れていく気がして寂しい・・。

後半の写真は、2年前の昨日と今日。駿河湾沼津SAと沼津市の牛臥公園にお出かけしたときのもの。「くよくよしてないで、新しい習慣作るでしゅ~!心はいつも一緒でしゅ~!」とちょこが言ってくれていると信じて、最近は朝晩ティラ(愛犬ゴールデンレトリバー)と軽くジョギング。

健康を維持するためにジョギング後は、お犬含めみんなで野菜ジュースを作って飲む習慣を始め・・。もっともっと新しい習慣をつくっていかないと、失われた習慣が多すぎて辛い・・。頑張りすぎて潰れてもいいから、今は何かをしていないとおかしくなってしまいそう・・。

人生を見直す良い機会なのかも?気持ちも後ろに下がったり、前に進んだりの繰り返し。でも、無理にもがく時期も必要なのかな?空回りしても、前に進むためには、こんな時間が大切なのかも?「もがいてる姿も見てるでしゅよ~!アタチがついてるから、一緒に乗り越えるでしゅ~!」。

ペットロスブログがあまりにも暗いので、最後にちょこのヒヤヒヤおもしろ動画を。ちゃんと最後はレスキューしに行ったので、大丈夫。ボールに意識が集中していたので途中までは泳げたけど、急に怖くなって泳げなくなってしまったちょこ。「もっと早くレスキューするでしゅ!」。



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執着できるもの探し Vol-8

可愛い愛犬バーニーズマウンテンドッグ、天使になって10日。昨日まで一緒にいたような感覚・・。お体が天使になって、10日も経ったんだね・・。虹の橋のふもとで、たくさんの仲間と穏やかに過ごしているかな?魂はまだママの傍にいるのかな?

相変わらずペットロスがひどく、考える時間があると寂しくなって切なくなって精神的に身動きがとれなくなってしまう・・。必ず思い出すのは、ちょこが天使になった日のこと。ちょこが全ての力を使い果たすかのように、ママの目をジーっと見つめて長いこと見つめ合って目でお話した光景を思い出してしまう。

最後の最後まで、ママのことをしっかりと見てくれて深く愛してくれた。辛い体で、ママとお話するために全ての力を振り絞ってくれたんだよね?苦しそうにしてはジーっとママを見る。天使になる前、数時間にわたってその繰り返し・・。こんなに愛に満ちた生き物がいるのだろうか?

ここ数日は精神的に壊れてしまいそうで、忙しくしようと試みる毎日。といっても、コロナの関係で#stay home。遊び歩くわけにいかないので、頭の中だけ大忙し。ここ何年も、ちょこが中心の生活。ずっとちょこに執着して生きてきたので、ぽっかり穴が空いてしまった。

穴が大きすぎて、新しいこと(生きる意味)みたいなものを早く探さないと崩れ落ちそう・・。仕事や勉強・・。とにかく、新しい生活基盤のようなものを早く見つけないと精神的につぶれてしまいそう・・。暗いブログになってしまったので、ちょっと明るい話題を。

天使になってもママの世話 Vol-7で、ちょこのおちゃめなイタズラを紹介させてもらったけど、ちょこは天使になる前もとってもイタズラ好きだった。毎日のようにママをからかって、家族を笑わせてくれた。動画は、ママのパンツ紐を引っ張って遊ぶちょこ。

そして、お体がお空に行く前夜もいたずらを。お手紙を虹の橋のふもとに持たせよう!と思いつき、前日の夜に手紙を書いてツーショットの写真シールをペタペタ貼っていた。ずっと愛犬日記で使っていたCANONのinspicでシールをプリント。写真シールが小さいので、日記にも手紙にもちょうどいい。

この写真、ママ大好きなんだよね~!なんて言いながら、印刷していると・・。ママが大好きな写真なんでしゅか~じゃーたくさん出すでしゅ~!!。と言わんばかりに出てくる出てくる。同じ写真が何枚もinspicから出てくる。お手紙に1枚張り付けて愛犬日記にも1枚張り付け、残り3枚。合計で5枚も同じ写真が。

単純に機械の不調かもしれないけど、こんな些細な「もしかしたら・・」を大切にして、ちょこが傍にいるということを信じたい。死後の世界はよく分からないし、無宗教なので間違いなくこうだというような確信はない・・。だけど、目に見えない自分が感じたもの(インスピレーション)を大切にすることで、自分が幸せになれる。

話は戻り、どんどん出てくる同じ写真。いやっ!もういいからっ!多すぎだからっ!なんて言ったら、そうでしゅか?多すぎでしゅか?なんてちょこが言い、inspicが停止した。忘れもしないエピソード。お嬢のイタズラだったに違いない・・。

ちなみに、今日の写真は2年前の今日のちょこ。馬肉を使った手作りご飯とバナナヨーグルトを食べたみたい。お出かけの写真がなくて寂しい・・。1年前の写真が、長いことFacebookの過去のこの日(思い出)で出てこないのは、1年前にちょうどFacebookの一時利用を長期停止をしていたから。

今になって、SNSお休みしていたのを後悔するとは・・。さて、今日も新しい生き方探しをしなくちゃ!精神的に執着できる何かを見つけたい・・。38才のバァバが言うのもなんですが、新しい夢とか仕事とか・・。スノボーは今の時期できないけれど、テニスやバドミントンもまた始めようかな・・。

最後の写真は皆さんからいただいたお花。お花って、こんな長持ちするの?ちょこが亡くなって数時間後(10日前)に持ってきてくれたお花も、まだ生き生きとしている。お花を家に飾る習慣がないので詳しくないが、なんだかお花が長生きしてくれている気がして嬉しくなった朝でした。



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天使になってもママの世話 Vol-7

ちょこが残してくれたものの1つに、仕事がある。ちょこを知るため&守るために取得した数多くのペット関連資格。

気がつくと、資格を活かして趣味兼自分のスキル磨きとして行っていた、ペット関連記事作成の仕事&記事の監修業務が本業より増えていた。

最近では月によって差があるものの、外部の会社様の依頼が8社を超えることも。外に出て仕事ができない私からすると、本当にありがたい。

さておき、ちょこの介護やペットロスで止まっていた仕事。納期を延ばしに延ばしてもらっていたため、昨日は徹夜覚悟だった。

・・が、ちょっと休もうとベッドに行ったが最後・・。やっぱり寝てしまった・・。そして、スヤスヤ寝ていると大嫌いな怖い夢が私を襲う。

手の血管が浮き出ている人、よくいるじゃん?何故か血管が浮き出ている人たちが悪魔に襲われるという、どうでもよい話。

くだらない私の夢の内容はさておき、ゾッとして飛び起きた瞬間にちょこが近くで、ニヤっと悪い笑みを浮かべたように感じた。

思わず「ちょこ、もっと優しい起こし方してよ!」なんて、話しかけていた。「起きるでしゅ~!仕事しっかりするでしゅ~!」。

なんて言っている気がして、夜中の2時前くらいかな?に起きて、「はいはい、やりますよ~」なんて言いながら、リビングに行って仕事を開始。

天使になっても、昼夜関わらずママの世話に追われるちょこ。なんだか、本当に以前のように何の不思議もなく、ちょことコミュニケーションをとっている感覚。

天使になる前は、枕を咥えて引っこ抜いてママを起こしたちょこ。本当に体が見えないだけで、なんら変わらないような幸せな朝?夜中?だった。

ちなみに、写真は2年前の今日のちょこ。静岡市のドッグカフェQueueと清水市のストロベリーメッセージに行った写真。私もちょこも食べてばかり。



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愛犬との出会い、守るべきもの Vol-6

愛犬ちょこと出会ったのは、実はペットショップ・・。今となっては個人的にペットショップでの生体販売反対派だが、当時は犬に関しての知識も全くなく、関心も少なかった私・・。まさに、こーゆー人間が安易に犬を飼い(買い)、捨てる

はたから見ると、そんな出会いだった・・。ずっと一緒に過ごしてきたペットは、猫ときどき捨てられていたフェレット。「バーニーズマウンテンドッグ」という犬種をはじめて知り、超がつく大型犬になるということさえ知らないほど無知だった。

ただ、私が産まれたときから猫が家族の一員であるのが当たり前だったせいか、ペットがいない生活をしたことがなく、命を預かる大変さと重み(責任)に関してだけは、人一倍理解していたかな・・。犬と猫では、大変さは全く違うけどね・・。ともあれ、ある日、愛猫の器を買いにペットショップへ。

そこで、オッドアイのコロコロとした可愛いモフモフに出会ってしまった。犬に興味がなかった私にとっても、とにかく可愛くて仕方がない容姿だった。ショップのスタッフに色々と聞いて、すぐに契約となった。再度言いますが、これはとても悪いパターン。浅はかな考えで、私のように命をこんなに簡単に預かってはいけません

とにかく、この子を狭いショーウィンドウから一刻も早く出してあげたかった。そして、お金を支払って契約をし、正式に愛犬となった我が子を見るため高ぶった気持ちで再度ショーウィンドウへ・・。すると、え?さっきの犬と違う・・。ウルウルした瞳で愛想を振りまいていた子ではない・・。

なんとも不細工すぎて可愛い、白目で眠るちょこ。「営業スマイルは終わりでしゅ。契約させちゃえば、こっちのものでしゅ~」。なんて言っている気がして、大笑いをした。精神的病で生きる意味も分からなくなり、悶々としていた時期。可愛い笑顔を見て久々に笑顔になって、白目で寝ている姿を見て心の底から笑った日だった。

そして、この日から色々な意味で大きな守るべきものができた私。分からないことだらけで悩んだりしながらも、ただただ心底ちょこが可愛かった。しかし、3才半で血管肉腫(悪性腫瘍)判明・・。そこから、生活が一変。この子の命を守らなきゃと毎日のように勉強して、ちょこの好きなお出かけを中心にちょこが喜ぶこと探しに専念。

悪性腫瘍のことを勉強するのはもちろん、犬の管理栄養士、看護師、介護士、トレーニングアドバイザー、ドッグヘルスアドバイザーなど、この時期からとにかく犬に関する資格をとりまくり、毎日が勉強・・。犬を飼ったことがないというハンデ?無知からくる無力さ?みたいなものを思い知った時期。血管肉腫は転移せずに後に完治したが、愛犬の悪性腫瘍を機に愛犬との関係性が深くなっていく。

多くの精神的病を抱えた私を日々愛してくれ癒してくれ、どん底から「よいっしょよいしょ」と、時間をかけて引き出してくれたちょこ。ペットショップで一目ぼれなんて全然素敵な出会いではなかったけれど、本当に私からすると運命の出会い以外の何物でもない。私のために産まれてきてくれたと思うほど・・。

ちょこが約6年で残してくれた多くのもの。友達や愛情、精神、知識、生き方・・。姿は見えなくなってしまったけど、ちょこはずっとそばで見てくれているはず。これからも「これがアタチの大好きなママでしゅよ~!!」って、お空のお友達に誇れるようなママでいるために・・。

そしてティラ(ゴールデンレトリバー)とラテ(ボーダーコリー)含め、ちょこが残してくれたものを愛し守るために、頑張っていかなきゃね。今日も何もしていないと寂しくて辛くて、気がおかしくなってしまいそう・・。朝は、ティラにジョギングに付き合ってもらい、3食しっかりと食べて、働き・・。「せっかく健康的な体にしてあげたでしゅ!維持するでしゅ!」と怒られそうなので・・

ちょこが残してくれたものの1つ、とりあえずどんな精神状態であっても規則正しい生活をすることだけは自分のために維持しよう・・。ティラとラテにとっても誇れる大好きなママでいることができるようにしよう・・。その他のことは、ゆっくりゆっくり頑張ればいいよね?



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心の支えと過去のちょこ Vol-5

ここ数日の楽しみは、Facebookの過去のこの日を見ること。ちょこと過ごした鮮明な記憶がよみがえり、気づくと泣いたり笑ったり・・。ちなみに、2年前の今日は修善寺自然公園に一緒に行って、ダニまみれになってしまったちょこ。

シャンプーでは落とせず、部屋中掃除したりしていた。ちょこは、ネクスガード?だったかな?飲んでいたので大丈夫だが、ママとの共同ベッドがダニの死骸だらけに。それを見ただけで、全身痒くなった記憶が・・。

そんなことになるとも知らず、公園散歩を楽しむ2人。ちょこは、ドッグカフェでオヤツを買ってもらい、「賞味期限が近いから」とオーナーさんがくれたわんわんワインを飲んでいた。

今の私には、すぐそばに感じる確かなちょこの気配を信じること&ちょことの思い出にすがることしかできない。そして昨日、ちょこロス気味のティラ(ゴールデンレトリバー)のちょこロス対策。

庭ランにいてもママから離れないので、新しいサッカーボールを買ってみたら大はしゃぎ。ラテ(ボーダーコリー)は白いボール。2つないと喧嘩になるからね!嬉しそうな姿を見ることができて、本当にホッとした。

ママが病みそうになるたびに連れていかれる、近所の山散歩。ラテは股関節形成不全や癲癇などが理由で、あまり長距離のお散歩ができない・・。大好きなパパとお家でまったり。犠牲者は、元気いっぱいパワフル犬のティラ。

そして、姉から嬉しいプレゼントが。ちょこといつでも一緒にいられる、遺骨ペンダント。遺骨ペンダントも、最近は本当に種類が豊富だね。昨日から、お風呂以外はずっと一緒。本当にありがたい・・。

「ちょこはすぐそばにいる」。自分の第六感を信じることも大切だけど、やっぱり目に見える形でそばにいることができるのは、とても安心感がある。入れた遺骨はちょこの前肢の部分。

ママと一緒に撮った写真(シール)で埋め尽くしたお手紙を、ちょこの両手に挟んで火葬。そしたら、ちょこの前肢の骨がシールの粘着?と混ざり合って、黒くなってしまった・・。

その、ママのお手紙とちょこの両手が混ざり合った部分を遺骨ペンダントに入れた。これで、魂だけでなく物理的にもずっと一緒だね!それでも、やっぱり二カニか笑顔に会いたいよぉ。



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日に日に増す寂しさ Vol-4

可愛い愛娘が天使になって5日。日に日に増す寂しさ・・。はじめから寂しかったけど、なんだかちょこがいなくなるってことについて、よく理解していなかったのかも。

2年前 十里木で新居探し

毎日のように撮っていた写真。ちょこのニカニカ笑顔を見たくて、スマホのアルバムを見ていると、あの日から新しい写真がパタッとなくなっている。

3年前の今日 田子の浦

当たり前なんだけどね・・。それで、あ・・もう永遠に新しいニカニカ笑顔は見れないんだな・・なんて思ってしまった。新しい写真も撮れない。

そして昨日は、DEER BASE izu しかまるの高山さんのところへお供えものを買いがてら挨拶に。悪性腫瘍の再発発覚後、幾度となく助けてもらった恩人。

https://www.deerbase.com/

新しくできたドッグラン。行こうね!って言いながら、なかなか来れなかった場所。ようやく来れたね!また一緒に来ようね・・。

これから、ちょこがいなくなったことを理解していくにつれ、もっと寂しく・辛くなるのかな?前に進む他ないけど、これ以上の辛さに耐えられるかな?耐えるしかないけどね・・。


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ちょこの魂と共に生きる Vol-2

愛犬が天使になって4日、体とお別れして2日。どこにいても、確かに温かな気配を感じる。間違いなく傍でママにベッタリくっついているちょこの気配に、ついつい話かける。・・というか、話かけていないと消えてしまいそうで怖くて。

一昨日の朝は、大好きなちょこの体とのお別れ。帰宅して辛くて辛くて仕方なく、お昼前だったのに睡眠薬を少し多めに飲んでしまった。こんなに辛いのなら、一層寝てしまいたい・・。ちょこが減らしてくれた安定剤や睡眠薬・・。

ここでまた昔のように薬物依存に戻ったら、ちょこに申し訳ないと思いながらも・・。ちょこに出会うまで、私は長年に渡り精神的病で薬の大量服用や自虐行為、飛び降り自殺未遂をして数えきれない骨を折った。

下記、朝日新聞(静岡県)記事
「病の柴犬、引き取った女性 愛犬が生きる希望くれた過去」
2019年12月31日、朝刊

https://www.asahi.com/articles/ASMDL4RKWMDLUTPB007.html

後にちょこと出会い、ちょこは毎日毎日休むことなく私を癒し、どん底の世界から私を引き出してくれた。私を外に連れ出してくれて、自分以外の存在を守るという幸せを教えてくれた。生きる喜びを教えてくれた。

可愛い二カニカ笑顔で人々を引き寄せ、私に友達をたくさんつくってくれた。だから、ちょこに出会う前の自分に戻ってしまったら、ちょこに申し訳ない・・。それだけは避けなければいけない・・。

お骨になったちょこを連れて帰り、これが最後と心に決めて薬を少しだけ多めに飲んだ・・。ゆっくりと前を向けるようにするから、今日だけは弱いママを許してね・・。とにかく眠りたかった・・。

そして、昨日から介護期間中にできなかった仕事や動物病院のお礼まわりを。どこに行っても、ちょこが一緒にいるのを感じる。今まで以上に、ママにベッタリとしているちょこの気配。

これから長いこと泣いてばかりいるかもしれないけど、ちょこが教えてくれた生きる喜び・自分以外を愛す幸せだけは、絶対に忘れないように歩いていくからね。しっかり傍で見ていてね。

「これがアタチの大好きなママでしゅ~!」って、ちょこがお空の友達に誇れるように、ママは最大限頑張るからね。ちょこの体に触れられなくなった今、ちょこの確かな気配を信じて歩いて行こう!なんて思った朝。

※ 今日の写真
毎日のように散歩した愛鷹公園 (天使になる2日前の4/26)
ちょこの体にお別れする愛犬&愛猫(天使になった翌日の4/29)



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体とのお別れ、最愛の娘ちょこ vol-1

最愛の娘、バーニーズマウンテンドッグちょこ6才4ヶ月。本日の朝9時〜大好きなバァバとママに見守られてお空へ。体だけバイバイだけど、魂はママと永遠に一緒。これからは、どこへでも一緒に行くことができるね。

火葬は、親切に対応してくれるとこの辺で評判の碧雲ペット霊苑さんで。静岡県富士市のペット霊園。本当は自宅での火葬をお願いしたかったけど、我が家は駐車スペースが坂になっているので、どこも超大型犬は厳しい・・。

お出かけ命犬ちょこ、体は今日が最後のお出かけ。碧雲ペット霊苑さんについては話には聞いたことがあったけど、一昨日ちょこの動物病院にお礼の電話をした際に聞いたら、やはり評判がいいと言っていたのでここに決めました。

恐らくこの場所も、ちょこが決めたんだと思う。ちょこが大好きなバァバ。年齢的な理由であまり遠くまで運転できないが、ここまでならバァバが運転できる。ちょうどちょこ家とバァバ家の真ん中の場所を選んでくれたんだね。

「バァバが一緒じゃないと、泣き虫ママが心配でしゅ~!バァバがいれば心強いでしゅ~」なんて言ってたんだろうね!最後の最後までママのことを考えてくれた、ママ想いのちょこ。

ちょこの体は後部座席に乗せていたけど、いつもの助手席、ママの肩にちょこがもたれかかっていることを確かに感じた。いつも手を繋いでドライブしていたね。ママが歌っていると、ちょこはママの肩でお昼寝していた。

号泣しながらの運転、寂しさが溢れる。だけど、すぐ隣に温かなちょこの空気&気配をしっかりと感じた。「泣いてばかりいると危ないでしゅ~!しっかり前見るでしゅ~」。そして、30分ほどで到着。体とのお別れは本当に精神的に辛い。

大好きだったちょこの体。魂は一緒にいると分かっていても、この体に一生触れられなくなると思うと、心が引き裂かれる思いに。泣きながら駐車場に入ろうとすると、バァバが待っていた。

ちょこと一緒にオヤツとお庭のお花、ママからのお手紙をお空へ。一緒に火葬できるのは嬉しいね。自宅の入り口にたくさん咲くアナベルで、ちょこの全身を覆った。後々知ったのだが、花言葉はひたむきな愛(辛抱強い愛情)

まさにママとちょこの関係性にぴったりなお花。そして、お手紙にはママと一緒に撮った写真をたくさん貼った。ちょこは、お手紙を左右の手で抱えながらお空へ。「お空組の皆とオヤツ分けっこするでしゅ~」。オヤツもたくさん持ってお空へ。

お骨になったちょこを迎えに行くと、ずっしり肩が重くなって立てなくなったママ。お骨の前で座り込む。これは、まさにあの感覚。お留守番後に全身でママをなぎ倒して喜ぶちょこ。

間違いなく、全身で「ママでしゅ~。寂しかったでしゅ~!大好きでしゅ~」って覆いかぶさって、甘えているちょこ。「早くお家に帰るでしゅ~」。帰宅すると、お友達からお花がたくさん。これからは、24時間365日一緒にいれるね!

大好きなちょこ、ママの子になってくれてありがとう。ずっとずっと、心から愛してるよ。



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腫瘍熱緩和と歩み寄る日々 day-22

最近、定期的にベランダや玄関、お庭で自分の体を冷やすちょこ。夕方や夜になると、ベランダ(庭まで歩けるときは庭)でおしっこをした後、お熱があると自分で体を冷やしている?のか、冷たい場所に横たわる。

石や芝生は、クールマットより遥かに冷たい。部屋も冷房かけてるけど、自然の冷たさがいいのかな?急にベターっとなるので、はじめは動けなくなった?と思って何度も抱きかかえようとしたが、「アタチは絶対動かない!」と唸って怒るように。

昨日も夕方のお庭ピクニックから21時過ぎまで、「お庭で休みましゅ!」というので、結局ママも外で仕事したりブログ書いたり・・。今後のために、念の為ネットで寝袋購入。明日には届くかな??このさいテントも欲しいくらい・・。

人間の感覚で考えると「寒すぎて可愛そう」だけどね・・。付き添いながら、本人の気が済むまでやらせよう・・。そして、冷たい場所で寝ているときは、呼吸が驚くほど安定していることに気づいた。

ベッドで寝ていると頻繁に呼吸が荒くなるが、冷たい場所だと体が楽なようで呼吸も安定してよく眠る・・。このまま眠ってしまわないか・・と怖くなるほど穏やか。

悪性腫瘍も末期になると、お犬本人の方が上手に病気と付き合う方法・自分をケアする方法・痛みや不快感を緩和する方法を知っているのかもしれない。ある程度はちょこの言うことを聞かないとね。

写真は、今日の朝活お嬢。今日は少し疲れ気味で笑顔が少ないけど、とびっきりの笑顔の時間があったので、良しとしよう。歩きたいのに歩けないという様子を見ていると、本当に本当に可哀想になってしまう・・。

日に日に衰弱していく体・・。最大の食べるという楽しみを奪われた今、大好きなお出かけの時間であっても、ちょこの笑顔が少なくなっていくことに辛さを感じる。この子から、生きる喜びをこれ以上奪わないで!お願いだから・・。

そして今日は、ちょこのマイカーに寝たまま安全にだっこできるハニカムマット設置。免疫力が下がっているのか??猫アレルギー症状が重症化しているママ。ちょこに負けずに、自分の体のケアしないと!!

今日も、「アタチは絶対動かない!」がはじまり、結局ママとパパがお庭・・。どんな状況下でもどうせなら今を楽しまないと損!と思って、姉がくれたアールグレイを堪能しながら穏やかな時間を過ごす。



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生活サイクルの確立 day-21

体調悪くなってからしっかり眠ることが出来なくなったみたいで、体に良くない・・。だけど、ここ数日の生活サイクルが良いみたいで、長時間お昼寝するようになったちょこ。

はじめのうちは、「夜しっかり休ませなきゃ!」と対策を練っていたが、なかなか上手く行かず・・。夜は呼吸が荒くなったり、う○ちを色々な場所に漏らしてしまったり、お庭に行きたがったり・・。

食べてないから、粘液みたいなのがボタボタでるだけだけどね。こうなったら夜に執着せず、いつでも良いから長時間体を休める時間が作れればいいや!ということに。

ここ数日は、朝早めに家を出て近場のカート散歩。「歩くでしゅ!」と言うときは、ゆっくりまったり歩かせて色々な匂いを楽しませるが、大抵カートに乗っているから少し長めにお散歩が楽しめるのが嬉しい。

この辺はど田舎だし、朝はまだ寒いせいか人も少ないor全くいない。暑さを気にする心配もないので気楽にまったりできる。今日はとくに調子が良かったみたいで、顔を上げている時間が長かった!

薬の投与以外、私がちょこの体を楽にする方法がないので、せめて精神の健康維持サポートをしっかりとしてあげたい・・。体を使わなくたって、色々な匂いを嗅いだり適度に刺激を受ければ疲れるので、よく眠れるかな?楽しい刺激だしね。

「鳥さんの声がするでしゅ〜」。帰宅してお水やおしっこを済ませると、夕方まで良く寝ている。そして、夜〜朝はダラダラ。寝たり起きたりを短時間で繰り返す。呼吸が荒くなったときは、しばらくママオリジナル子守唄でさすっていると落ち着くが、また少し経つと荒くなる。

この朝活スタイルサイクルが良いみたいで、ママは夜仕事をボチボチ。実際は納期を延ばしてもらったりして迷惑をかけてしまっているが、今はちょことの時間を大切にしたい。

そして今日は週1の買い出し日。コロナが怖いので、人の少ないクリエイトですべて揃える。人間用オムツを買ってきたので、お嬢のオムツづくりをしようかな・・。オムツは可哀想だから、本当に困り果てるまで使わないかも・・。

便の量が少ないし、おしっこは現状ママがベランダに作ったトイレでするので、オムツはいざ完全に動けなくなって、排尿回数があまりに多くなった時のために保険として作っておこう!

これからも、ちょこが生活しやすいように色々なことを一緒に考えていこうね!そして、夕方はお庭でまったり・・。ちょこが動きたくないというので(抱っこしようとすると唸って怒る)、レジャーシートを部屋から持ってきて設置。



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薬の効果と途切れた期待 day-20

副作用や体への影響含め色々獣医師さんに教えていただき、最終手段として使おうと思っていた薬。先週の金曜夜から試していたデカドロン(デキサメタゾン錠)だが、食欲向上中心に効果がでず・・。

一昨日、近況報告と相談兼ねて再度動物病院へ。このお薬で効果がでないというと、現状のちょこの体で食欲を上げるのは極めて難しい・・。強制給餌や点滴処置についても、再度考えさせられる。食べていない期間が長すぎて、気持ちが追い詰められてしまう。

でも、お薬が全く効かないのは想定外だった・・。勝手に薬に過度な期待をしていた・・。薬を始めた日から、何度も何度もちょこがご飯を食べる夢を見た。起きるたびに「なんだ、また夢か・・」なんて切なくなる。

夢の中では、「お腹すいてたでしゅ〜!」なんて言って、ご飯をガツガツ食べるのに・・。元気な頃は、食べ物に目がなかったちょこ。こんな日が来ても、食欲だけは落ちないと思っていた。

とりあえずこの日は、吐き気が出始めて血も少し混じっていることから、対処療法としてH2ブロッカーのファモチジン&嘔吐改善のためのボミットバスターというお薬を使用することに。

お薬が増えてしまったので、ストレスにならないよう動物病院で購入したロイヤルカナンのピルアシストを使用。小型犬用と記載があるが、4つのお薬を一度に与えるには十分なサイズ。「一瞬だけごめんね」と言ってから、サッと喉に入れる。これは便利・・。

日に日に痩せていき、体力が衰えていく。目の力が薄れていくのが、目に見えて分かる。頭骨や目の周辺、顎のラインの骨がゴツゴツしていく。1日のうちの短い時間でもいいから、この可愛い笑顔を引き出したい。

目はうつろだけど、しっかり顔をあげてママを見てくれる。ママにとっては、世界で一番愛おしい笑顔。一度はやめた強制給餌・・。薬が効かずまた考えたけど、やっぱり辛い思いをさせて延命させることに対して疑問が出てしまう。

呼吸が荒くなる時間も増え、咳も増えているちょこ。家では顔を上げるのも珍しくなってきた。組織球肉腫は間違いなく進行していて、今後も進行する。これ以上この子を苦しめないで・・。

ストレスを与えながら食事や点滴を無理矢理体に入れて延命できたとしても、ちょこは喜ぶのか?薬に対しての期待が途切れてしまい、強制給餌や点滴に関しては再度繰り返し考えた・・。

無理矢理頑張っても、病気が治るわけじゃない。やっぱりちょこと私にとって、それらはあまりに不自然な選択肢。二人でまた話し合って、このまま穏やかに時を見送ることに。毎日幸せいっぱいだから、それでいいよね?何度もちょこと自分に確認する。

ちょこの体は辛くても、愛情を分け合う幸せな毎日。昨日一緒に見上げたお空、とってもきれいだったね〜!



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心の崩壊と錯覚 day-18

最近一人になりたいと、涼しい日はベランダでお昼寝をするちょこ。夜も「ママと一緒の部屋で寝ないでしゅ~」。と言って、パパのいるリビングへ行くことが多くなった。気づけば、昔みたいにママにべったりとしていることも自宅ではほとんどなくなっていた。

お薬を強制的に飲ませたり、色々なご飯を定期的に持ってきたりすることで、私に対してストレスを感じているのかな?なんて最近感じていた。体もしんどいだろうし、一人になりたいと言うときは一人の時間を作ってあげることに・・。こまめに確認しに行きながらも、ちょこが落ち着く場所で好きにさせていた。

普段通りにするように出来る限り心がけていたが、ママの必死さがストレスになっていたのかも・・?話してくれないので何が正解は分からないけど、なんとなくちょこの考えていることが、少しずつ分からなくなっていく。気持ちが少しずつ離れてしまっているような気がしていた。

今までの通じ合っていた感じ、繋がっていた感覚が薄れていくような・・。そんなちょっと切ないような気持ちになっていたタイミングで、パートナーの一言が胸に刺さった・・。色々会話している中での一言、「最近自分(私)のところにちょこ寄りつかないじゃん」・・。

そして、そんなことを言われた夜、部屋に来ようとしないちょこの様子をリビングに見に行ったら、ソファでパートナーにべったりしているちょこ。最近私にはこんな姿見せてくれないな・・。これら3つが同じタイミングで上手くリンクしてしまって、自分が今までしてきたことが全て否定されたような錯覚に陥った。

ちょこのためにと考えてしてきた行動が、全て間違いだった・・。母親(飼い主)失格というレッテルを貼られたような・・。精神的に誰かにすがりたいと思うほど辛い夜だったため、先日お見舞いを持ってきてくれたお友達の写真を見ながら、気持ちを安定させる。コロナの関係で少し立ち寄る程度だけど、今の私には本当に有難い時間。

家では動かずにグッタリしているちょこが、友人の力でこんなに笑顔になる。そして、ほとんど熟睡できずに朝・・。寝ても覚めても、何度も呪いのようにパートナーの一言が蘇る・・。本当に心底辛くてつぶれてしまいそう・・。一番辛いのはちょこなのにね。ダメだね・・。そんなことを考えて何度も何度も友人たちの写真にすがる・・。

けど、今は絶対に幸せに過ごさなければいけない・・。体が辛いちょこはもちろん、一緒にいる私も。・・ということで、気を取り直して午前中にバァバのところへ。私のメンタルケア兼ねて、バァバの家からすぐの湖を散歩することに。珍しく車のカギを持つタイミングじゃなく、私が着替えているタイミングで「お出かけでしゅ~!」と張り切るちょこ。洗面所で着替えをしているとニコニコしながらついてきたので、すごく驚いた。

「少しだけ自分で歩きたいでしゅ〜!おしっこして、草や木の匂いを嗅ぐでしゅ~!」。疲れるとカート前で踏ん張って教えてくれるので、ありがたい。「カートに乗るでしゅ~!」。ここは田貫湖という場所。少し前まではコロナを避けるためか、キャンプを中心に県外からも人が溢れてしまい大変だったみたい。

やっぱり近場でも優雅に散歩できなくなってしまうので、地元民としてはキツイ・・。今現在も休日は人が多いそうだが、キャンプ場としての利用は一時的に禁止になっているそう。コロナ感染の関係で人がたくさん集まると困るけど、東京や神奈川の人たちなんて散歩するだけでも神経使うから可哀想だよね・・。皆行き場ないよね・・。stayhomeはいつまで続くのだろう・・。

こんなとき、田舎に住んでいてよかったと思う。さておき、田貫湖のカート散歩は大成功?お嬢は、終始ニコニコ笑顔。色々あった後で、ちょこが今の体の状態で本当に外出したいか不安になったけど、良かったんだよね?来たかったよね?ちょこが大好きだった食べることとお出かけすること・・。

食べることが出来なくなったので、ちょこの体に負担がかからないよう工夫しながら、大好きなお出かけをさせてあげたいと思っていたが、もしかしたら家で寝ていたいのかも・・。昨日のことで考えすぎて、よく分からなくなってしまった・・。

だけど、やっぱりこの笑顔を見たらこれでいいんだと思った。家ではここ数日顔もあげずグッタリしているちょこが、顔をあげてニコニコしてくれているんだから、きっとこれでいい・・のかな・・?

やっぱり何をしても後悔するであろう、愛犬介護(看病)。だからこそ、今まで積み重ねてきた愛犬との時間を信じて、自分を信じて進まないとダメだな・・。簡単に周囲に左右されない、自分自身の強い信念を持たないと崩れてしまう・・。なんて思いながらカートをひく。

そして、ちょことバァバのニコニコ笑顔&きれいな景色を見て、気持ちを整理。昨日の夜と朝方は悲惨だったけど、晴れ晴れとした気持ちで帰宅。明日からは今まで以上に自分を信じて、ちょこと向き合いなおそう!ちょこが一番辛いときなのに、ダメな母親でごめんね・・。もう一度、ママを信じてね。

「全く困る母親でしゅ!でも大好きでしゅ」
「家着いたら起こしてくださいでしゅ~」
「ここは気持ちいでしゅね~」
「休憩していくでしゅ~」
「気合入れてひっぱるでしゅ!」
「バァバが大好きでしゅ~」


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