2020年4月28日 16:15、ちょこが可愛い天使になりました。6才4ヶ月、早すぎる体とのお別れ。美しいオッドアイ、撫でてとママを叩く可愛い手、一緒に色々な場所を歩いた肢、ハート型のおでこにハート型の鼻・・。
ニカニカ笑顔が可愛いお口、太陽の香りがする被毛、毎日一緒に寝た大きな体、嬉しくなるとクルクル上がる尻尾。魂は永遠に一緒でも、動かなくなった体を見ているのが切ない。

天使になる日の明け方のこと。玄関で一緒に寝ていたちょこが、「リビング行くでしゅ〜」と、動かない体を一生懸命動かそうとする。アシストバンドのお洋服を着させて一緒にリビングへ。
「自分のソファで寝るでしゅ〜」と、お気に入りだったソファに上がったので驚いた。ほぼ歩けなかったのに、力を振り絞って歩く。そして、ジーッとママを見つめる。「お話しながら寝るでしゅ〜」。

朝はパパとママとカートで近所のお山散歩をして、日中はママとずっとベッタリしていた。久々にママの腕枕。体がしんどくて、ずっと腕枕で甘えることできなかったね。これが最後の腕枕・・。
最後にほとんど動かない全身で精一杯甘えてくれて、最高のママ孝行をするちょこ。苦しそうにしてはママをジーッと見て、向かい合わせでたくさんお話をした。伝えたいことがたくさんあったんだよね?全部ママには分かったよ。

「アタチの体がいなくなっても、大丈夫でしゅか?」。亡くなる数時間前から呼吸が荒くなる。酸素濃縮器を口元に置くと、呼吸が少しだけ楽そう・・。見ているのが辛い・・。変わってあげたい・・心からそう思った。
「辛かったら逝ってもいいよ。ちょこは何も心配しなくていいからね。大丈夫。お体と離れても、ずっと大好きだよ。愛してるよ。ありがとね。大丈夫、大丈夫・・」。頑張ってママを見つめるちょこに、そう言った・・。

ママのお話を、ママの目を一生懸命見ながら聞くちょこ。時折苦しそうに顔を背けては、またママを見る。そして、パートナーに電話。「もうそろそろかも・・」。
だけど、彼の帰宅には間に合わなかった。すぐにお体とはバイバイしたちょこ。「お体がいなくなるだけで、心はずっと一緒だよ」なんて、何度も何度もお話した後だった。

ふと目を離した隙に天使に・・。数秒のことだった。きっと、ママに一番苦しい顔を見せたくなくて、だけどママの傍にいたくて、同じ部屋で少し目を離したすきに・・。ハッとしてちょこを見たときには、口が開いて少し痙攣していた。
目は開いていたけど、意識はあったかな?なかったかな?最後にママの顔を見ることができたかは分からないけど、きっとママが近くで少し目を離す隙を狙ってたんだね・・。最後までママ想いのちょこ、本当にママには素晴らしすぎる娘。
「何も心配しなくて大丈夫」なんて言ったけど、寂しくて寂しくて仕方ないよ・・。もう一度、触れたいよ・・。

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